いつもの妊婦健診と同じように終わると思っていたのに、突然、自宅安静の指示。
とても不安に感じますよね。
2児のママです。
私は二人目の妊娠中、26週で切迫早産の診断を受け、自宅安静、32週で入院となりました。
こちらの記事では、その当時をふり返って、体験記をまとめています。
自宅安静中は、夫をはじめ、家族の理解と協力が必要不可欠です。
正直、これが結構ストレスに感じることも多いのですが…
今回は、切迫早産で自宅安静を指示され、戸惑っているあなたに向けて、私の反省などをまじえて、心穏やかな過ごし方を提案します。
家族一丸となって、お腹の赤ちゃんのために切迫早産を乗り越えましょう。
私の簡単な自己紹介はこちらです。
はじめましての方はぜひご覧ください♡
自宅安静ってどこまで動いていいの?
さて、一言に自宅安静といっても、どれくらい動いていいのか、いまいちよく分かりませんよね。
できる限り動かない
結論からいうと、
「できる限り動かない」
これに尽きると思います。
入院すると、点滴を打ち続けることになり、一日中ベッドの上で過ごすことになります。
経験から言えば、自宅安静中の過ごし方も、入院生活にならえばいいのだと思います。
医師に相談する
とはいえ、切迫早産の診断を受けた時期によっては、自宅安静生活がかなり長期間になることもあります。
全く動かないのもストレスがたまりますよね。
お医者さんに
- 家事はどの程度してもいいか
- 外出はしてもいいか
- 特に注意することはなにか
- 受診の目安は?
など、分からないことはどんどん質問しましょう。
あやふやなことがあると、それだけで不安を感じるものです。
自分を責めない
自宅安静中は、人と交流することもほとんどなくなるので、考えがネガティブになりやすいです
私の場合、切迫早産になった原因は自分にあって、赤ちゃんや家族を苦しめていると思い込んでいました。
当時は毎日のように泣いていましたが、自分を責める必要はなかったと今は思います。
暗い気持ちで過ごすよりも、ママが明るくリラックスしていた方がお腹の赤ちゃんも喜ぶと思いますので、笑顔になる過ごし方を考えていきましょう!
家族の理解・協力を得て、自宅安静生活を乗り越える
基本的に動けないので、自宅安静中は家族の助けが必要不可欠です。
しかし、家族も切迫早産についての知識、理解がないのではないでしょうか。
切迫早産に関する胎児と妊婦へのリスクを家族にしっかりと説明しておきましょう。
自分でうまく説明できない時は、医師から家族に説明してもらいましょう。
夫には一番の理解者であってほしい
お腹にいる子のパパなんです。
夫には必ず理解、協力してもらいましょう。
しかし、夫にかかる負担が大きくなるのも否めません。
けんかに至るような過ごし方は避けたいですよね。
やってほしいことは、具体的に伝えるとお互いのストレスが溜まらないと思います。
例えば、
- 今日はカレーが食べたいから、夕飯にチキンカレーを作ってほしい
- 食器を洗ったら、この布巾でお皿を拭いて、棚の一段目にしまってね
など。
細かいことでも「ありがとう」と感謝の言葉を必ず伝えてください。
「ありがとう」は不思議なパワーがあるらしいんですよ。
ママとパパがハッピーな気持ちでいると、お腹の赤ちゃんにも幸せが伝わりますよ。
赤ちゃんの兄姉には愛をたくさん伝える
お腹の赤ちゃんに兄姉がいる場合は、毎日、しっかりと愛情表現してあげてください。
私の場合、切迫早産で自宅安静生活をしていた当時、息子が1才6ヵ月でした。
妊娠32週目で入院になり、その日は家に帰ることもできずに、長期入院がスタートしました。
さらに当時は、コロナ禍だったこともあり、入院中は家族との面会も叶わず、1ヵ月も息子に会うことができませんでした。
会えなくなると本当につらいし、ママが大変な状況ということを、お兄ちゃん、お姉ちゃんはよく分かっていると思います。
毎日、たっぷり愛を伝えてあげてください。
他の同居家族、里帰り先の家族がいる場合
夫だけに負担が集中すると大変なので、同居している家族や里帰り先の家族にも頼りましょう。
夫の時と同様、切迫早産の胎児と妊婦のリスクについてはしっかりと理解してもらって、手伝ってもらいましょう。
親しき中にも礼儀あり、感謝の気持ちを忘れずに伝えることで、温かな過ごし方につながると思います。
自宅安静中の不安を和らげる過ごし方
切迫早産に関する理解も深まり、家族のサポートも受けている…
それでも不安がわいてくる時ってありますよね。
「早産になったらどうしよう…」
「なんだかよく分からないけど、落ち着かない…」
私も突然、このような不安感に襲われ、一人で泣いていたことを思い出します。
寝ながらできる趣味
気持ちを切り替えるには、人と話すことが一番効果的なんですが、自宅安静中って、日中ひとりで過ごすことが多くないですか?
一人でいる時でも気分転換になる過ごし方を考えてみました。
- 映画・ドラマ鑑賞
- 読書
- 漫画
- 日記・ブログを書く
- 推し活
こちらの記事も参考にしてみてください。
赤ちゃんに絵本の読み聞かせ
これは私の反省ですが、切迫早産の診断を受けてから、どちらかと言えば、周りの家族への申し訳なさを感じることが多くて、お腹の赤ちゃんに対する意識が向いていなかった気がします。
自宅安静生活は、お腹の赤ちゃんとママが静かに向き合える大切な時間です。
私はしてあげられなかったけれど、あなたにはぜひお腹に向かって、微笑んでほしいんです。
お腹の赤ちゃんには、ママの笑顔が必ず届いています。
生まれてからも絵本の読み聞かせは習慣化することがおすすめなので、今から読み聞かせをやってみてはどうでしょう?
入院グッズの準備
分娩のための入院グッズはもう準備しましたか?
切迫早産で入院になったとしても、基本的には同じものを持っていきます。
今のうちに準備しておくと、家族の負担軽減にもなるし、不安感が和らぎますよ。
リラックスグッズを活用する
究極にリラックスした過ごし方をしたいものです。
抱き枕やアロマなんかを活用するのもおすすめです。
私はこんな感じのシンプルなタイプの抱き枕を使っていました。入院時に持ち込みやすいし、おすすめです。
まとめ
今回は妊娠26週で切迫早産の診断を受け、自宅安静を指示された私の経験をもとに自宅安静中の心穏やかな過ごし方についての提案をまとめました。
家族のサポートは必要不可欠なので、感謝の気持ちをたくさん伝えて、サポートしてもらいましょう。
ネガティブな思考に陥りやすい自宅安静生活ですが、自分を責める必要はありません。
現状を受け入れて、ママが明るく朗らかに過ごすことが一番大切です。
ぜひ、ママの笑顔をお腹の赤ちゃんに向けてあげてください!